こんちは♪
私にしてはわりと早いテンポでの更新ですw
・・・はやいとこ卒論しあげなあかんのに・・・汗
今回はまた例によって
18歳規制をしかせていただきますw
カプは
なのはやです
★性的表現を多分に含みます(しかも書く側が下手だから全体的に見苦しいときたw)
★なのはさんがヤんで(ry
★手に付けるカチャ輪がでてきます
★いきなり濡れ場(ォィ
★なのはさん超ドS
【苛み】
――苦しかった。
彼女を毎日見ることができる。
嬉しいはずの六課での毎日は、私の胸をきりきりと締め上げた。
そして気がつくと――私は暗闇の中で彼女と向かい合っていた。
いや、それは正確な状況説明ではない。
「はぁっあっ・・・・・・・あ・・・ふぁっ・・・ああぁ」
向かい合ってはいても親密さなど微塵もなかった。
彼女は、狭い簡易ベッドの上でただただ苦しげによがっているのだから。
私は自分がどのような表情をして彼女を喘がせているのか見えない。
しかし彼女から見た私はきっと、冷徹で感情の無い顔をしているのだろう。
六課に来る前の私なら信じられないだろう。
大好きな彼女が、こんなにも傍にいるというのに。
「く・・・っ・・・んぁっ・・・」
彼女の限界はそれほど遠くないように見えた。
それでは意味がない。彼女の中に入れた指を引き抜く。暗がりに淫らな水音が響いた。
濡れていないほうの手で、彼女の紅潮した頬を包み込むと彼女は怯えたようにおずおずとこちらを見る。
「なのは、ちゃん・・・・・・」
肩にかかるかかからないか。短い彼女の髪は、艶めかしく白いシーツに広がっていた。
私はそのまま彼女に体重をかけないように移動する。
そしてそそられるままに、肌蹴たブラウスから見える鎖骨に舌を這わせた。
「く・・・ぁっ・・・」
少し触れただけで彼女の息遣いや声がかわった。体が跳ね、表情が惑うさまは彼女を支配しているような甘い錯覚を私にもたらす。
左手で触れていた彼女の頬は火傷しそうに熱い。しかし、名残惜しさを堪えて頬から掌を離す。
やることがあるから。
このために彼女の右手はまだ自由にしておいた。
その彼女の右手は、先ほどまで、声を堪えるために彼女自身の口元に宛がわれていた。
そして今は、私の息だけで過敏に反応する彼女の体を支えるために、私の二の腕を跡が残るほどつかんでいる。
私の一挙一動に翻弄される右手を見つめながら、私自身興奮していくのが分かる。
しかし彼女を煽るようにじっくりと追いつめた結果ついにその手を捕らえた。
私の指を五本とも絡ませるように、その右手を彼女の頭の上に縫いとめる。
彼女の顔にははっきりと恐怖が浮かんだ。右耳にゆっくりと唇をよせ、濡れた息がかかるように囁きかける。
「あらら、つかまっちゃったね、はやてちゃん?」
耳に息が当たるだけで彼女はビクリと反応を示した。
声をかけながら彼女の蒼い瞳を、横から見つめる。すると、怯えながらもこちらをちらりと伺った彼女と、一瞬の間目が合った。
唇だけを動かしてにこりと笑ってみせる。しかし、彼女は慌てて顔を背けた。
――なんで、そむけるの?
そんな彼女がおもしろくなかったから、耳のふちを下から上に舌先でなぞるように舐め上げる。
「ふぁ・・・ああぁぁぁっっ・・・」
大きく跳ね上がった彼女の身体にシンクロするように、私の耳元でカチャカチャと金属がぶつかる音がした。
すっかり忘れていたが、これは行為をはじめてすぐに彼女の左手をベッドと繋いで拘束した手錠の音だ。
一瞬うるさいとも思ったが、これはこれで私が楽器を鳴らしているみたいでおもしろかった。
私は頭の位置を彼女の肩元まで下げると、手錠のせいで無防備に開かれた彼女の左側の脇を、舌をべっとりとつけるようにして下から上へと舐め上げた。
「ああぁっ・・・あっ・・・あぁぁっ・・・」
彼女は痙攣するように二の腕を震わす。またカチャカチャと手錠がなった。
そのまま二の腕に歯を立てると、子犬のように高い声が彼女の口からこぼれる。
顔を少し持ち上げて、彼女の表情を確かめる。
右手は私に絡め捕られ、左手は手錠に拘束されている以上、彼女の口からでる淫らな声を塞ぐものはなく、彼女の艶やかな表情を隠すものはない。
それでも彼女は荒い息のまま、私の視線から顔をそむけた。
―――気に入らない。
彼女の首筋に舌を這わせる。
「やめ・・・く・・・んあっ・・・」
そして、思わず上を向いた彼女の唇を無理やり奪った。
彼女がぎゅっと目をつぶる。
「む・・・ん・・・っ・・・ふぁ・・・」
息が苦しくなった彼女が唇を外そうとしても、そのまま同じ軌道で唇を動かした。
我慢できずに彼女が鼻から吐き出す息が、私の頬を温めた。なんて心地よいのだろう。
歯茎をなぞると彼女の身体が跳ねた。
舌を捕まえて吸い上げると、彼女の声が唇のわずかな隙間からこぼれる。
『目を逸らしたはやてちゃんには、お仕置きが必要なのかな?』
彼女の頭に直接囁く念話。彼女の身震いが唇を通して私に伝わる。
ゆっくりと、しかし途切れることなく彼女の唇に唾液を流す。
私の落とす唾液を必死に飲み下す彼女。首筋が飲み下す度に上下に動くのが視界の端に映り、さらに嗜虐心が湧きあがる。
『目、あけてよはやてちゃん。私を見て?』
ついに彼女の唇の端から、飲み下せなかった私の唾液がこぼれ、彼女の頬を濡らした。
シーツに伝い落ちて、シミとなって広がっていく。そこで私はようやく唇を解放した。
彼女は肩や背中、全身を使って大きく何度も呼吸をしている。
彼女はもう目を開けていた。
―――そう、この目・・・
しかしその目はもう、いつもの彼女ではなかった。私だけが見ることを許される「それ」だ。
機動六課の部隊長でもない。夜天の主でもない。
それはもう、高町なのはの恋人としての「八神はやて」。その艶やかな目。
「ふふ、すっごく・・・いやらしいかおしてるよ?どうしちゃったの?」
乱れて目にかかっていた彼女の髪を耳元へ払ってあげながら、しかし私は彼女を揶揄した。
彼女はそうやって少し体に触れられるだけでも大きく身を震わせた。
「ふぁぁっ・・・なのは・・・・ちゃん・・・もう・・・あかん・・・がまん・・・できん・・・」
六課に来て以来、彼女が身近にいるという日常を手に入れて以来、彼女がどんなに人に愛されているかを知った。
ヴォルケンリッターは家族として、フェイトやユーノは友人として、クロノやカリムは上司や兄貴・姉貴分として、彼女が皆を大切にすればするほど、いやそうではない、彼女であるがゆえに皆は彼女を愛し、大切にした。
私は愚かなのだろう。それは彼女とは関係のないことだ。彼女は何も悪くないのだから。
しかし、どうしても自分を整理できずにいた。
―――カノジョヲアイセルノハワタシダケ。
―――アァ、シカシコレハタダノシットダ。
目の前で淫らに喘ぐ彼女。それを腕の中におさめてなお、私はまだ不安だった。
彼女をさらに追い詰める。
「ふふ、知ってるよ?はやてちゃんのここ、こんなにぐちょぐちょだもんね?」
先ほどの行為の最中ずっと彼女のそこに触れていた右手は、ふやけて色が変わっていた。
彼女は頬を紅潮させ、しかし何も言えないようだった。まだ肩で息をしている。
「ちょっと入れてただけでこんなにふやけちゃった・・・」
彼女の唇を濡れたその指で触れると、彼女はビクリと体を震わせた。
唇から指を離すと彼女の愛液が糸のように唇と指とを繋ぎとめた。
彼女はその唇をわずかに動かす。
「おねが・・・い・・・や・・・なの・・・は・・・ちゃ・・・」
上ずったその声と、艶やかな彼女の顔に私は魅入られそうになる。
しかし、私はまだだめ、と首を振る。
「だめだよ、はやてちゃん。あげられない」
彼女の唇を愛液の糸ごと舐める。
「教えてくれなきゃ・・・はやてちゃんは、一体なにが欲しいの?」
そして唇を舌先で突いた。
「なのはちゃん・・・の・・・んぁっ・・・きゃぁっ・・・んっ・・・」
彼女の答えは嬌声に途切れた。
彼女の胸の輪郭を五本の指の爪すべてを使って撫で上げると、彼女の身体はおもしろいほど跳ねた。
私の背中を、ぞくりと快感が走る。しかし私の嗜虐心はまだ満たされた訳ではない。
彼女を見つめる私の息も荒いものとなっていく。
「ほらまただ。きちんと言えなかったから、お仕置きだね?」
彼女の目が一瞬怯えるように見開かれた。
「お仕置き?」
彼女が聞き返すのと同時に、私は、彼女の首元に唇を寄せて吸い上げた。
薄くうっ血する。制服を着る事では到底隠せない。
「あっ・・・」
「こんな風にね・・・制服を着ても見える所にいっぱいいっぱいつけちゃったら・・・ふふ・・・明日はやてちゃん、困っちゃうね?」
彼女はいやいや、と首を左右に振る。
「そっか。それじゃあ・・・選んで?」
先ほど捕らえた彼女の右手を、彼女の愛液が溢れるそこへと誘う。
「なのは、ちゃん・・・?」
困惑した顔で見上げる彼女にあることを囁くと、彼女は顔を真っ赤にして、首を左右に振った。
「いや・・・ゆるして・・・なのはちゃん・・・」
彼女が真っ赤になって懇願する様は、私に罪の意識を持たせるどころか、甘美な情欲を掻き立てる結果となった。
「だから、選んでいいんだよ?今日はずかしいか、明日はずかしいか。
私だけにはやてちゃんのかわいいところを見せてくれるのか。みんなに見せちゃうのか」
彼女の乳首を舌で押しつぶした後、吸い上げる。
「んぁ・・・ふあぁぁぁっ・・・」
彼女の息は相変わらず荒いままだった。
「さぁ、選んで?はやてちゃん」
彼女はしばらく私を見上げたままだった。
見つめ続けることで状況が変わるかもしれない、と彼女らしくもない「根拠のない希望」に縋りたかったのかもしれない。
しかしやがて彼女は、私がそこに誘った右手をゆるりゆるりと動かし始めた。
「はぁ・・・っ・・・あぁっ・・・はちゃ・・・なのは・・・ちゃん・・・っ」
私が命じたのは、私に見られながらの自慰行為だった。
「はっ・・・んっ・・・ぁっ・・・」
「ほらはやてちゃん、人差し指と親指しか使っちゃだめだよ?」
それも二本の指しか使わせない、自慰行為。
「く・・・あぁっ・・・はぁっ・・・」
「すごいね。どんどん溢れてくるよ?見られながらやるのって気持ちいいの?」
させているのは自分であるのに、私の口からはそんな言葉が漏れていた。
背徳感が蜜のように私を快楽へと導いている。
「なのはちゃん・・・なのはちゃんっ・・・」
「まだだめだよ?逝っていいなんて言ってないんだから」
彼女に自慰行為をさせながら、私が達するタイミングを決める。
その権利を持っているという事実は、彼女のすべてを私が支配しているという錯覚で私を溺れさせた。
「はぁっ・・・あぁぁぁっ・・・んっ・・・」
「ふふ、よく見えるよ?はやてちゃん。こんな状況で達しちゃったら、淫乱さんだね?」
彼女はしかしその寸前だった。彼女の蜜が溢れるそこは、中心をびくりびくりと震わせている。
「逝かせ・・・て・・・くだ・・・さい・・・、おねがい・・・や・・・」
私は彼女の両腿に手を当て、そこに触れて自慰を続ける彼女の手をどけると、震える中心部に唇を当てて思い切り吸い上げた。
「ふぁあぁぁぁぁあああああああっ・・・・・・」
彼女の嬌声が暗がりを駆け抜けた。私は頬に飛び散った彼女の愛液を舌を伸ばして舐めとった。
後悔はない。たとえ彼女が涙を流して、私を嫌いだと突き放しても。
しかしどうしても・・・最後まで言わせることができなかった。
本当はどさくさに紛れて、嘘でも言わせたかったけれど。
結局中途半端な罪悪感か何かが邪魔をしたのだろう。
―――はやてちゃん、貴女は一体だれのもの?
身体を少し起こして初めに見えたのは、やはり彼女の頬に光る涙だった。
「・・・はやてちゃん」
後悔はないはずだった。耐えられるはずだった。
しかし私の頭に過ったのは、あろうことかまず、「後悔」だったのだ。
先ほどまでの行為。それは「後悔」をするにはあまりに身勝手な内容だった。
彼女は行為の余韻か、涙を流していることにも気づいていないようだ。
私は、その涙を舌で舐めとった。そこでようやく彼女も、自分が泣いていることに気がついたようだ。
「はやてちゃん・・・」
私は自分の心の闇に、従順に耳を傾けたのだ。その結果がこれだ。彼女の涙だ。
後悔はしない。そう決めた。しかしなぜだろう。
身体が熱い。まるでこれは―――
「なのはちゃん・・・なんで泣いとるん?」
そうだ。まるで涙を流す前に体が熱くなるようなあの感じ。
自分が泣いてはいけない。この事態を招いたのは私なのだ。
泣いちゃだめだ。それなのに、涙は止まらなかった。
「ごめんな、なのはちゃん・・・不安にさせて・・・」
彼女が謝る必要などどこにもなかった。なぜ謝るのか皆目見当もつかない。
彼女はいつのまにか起き上がっていた。左手の手錠がカチャッと軋む。
彼女の右手が頬にのび、私の頬を包み込んだ。私の体温も高いはずなのに、もっと温かく感じる。
彼女の蜜でふやけて白くなった私の右手を、彼女はそっととった。今度は左手を使ったため手錠がカチャリと再び音を立てる。
彼女は手錠を窮屈そうに動かしながら、顔を俯けて私のふやけた指を口に含むと、ゆっくりと舐め始めた。
「・・・っく・・・っ・・・」
涙が止まらずに息が乱れる私を、まるで呼吸の仕方を教えるようなリズムで、彼女の舌が指を抜けていった。
やがて、五本すべての指を彼女の舌に洗われた。
「なのはちゃん・・・もっと・・・ちょうだい?」
すべての指を舐め終えた彼女が私に懇願する。
私は彼女をぎゅっと抱きしめた。私の温度と彼女の温度が交わるように、強く。
―――ワタシハイッタイ、ナニヲシテイタンダロウ
私が欲しかったのは彼女からの「本当の」言葉だった。
そしてそれはとても大切なことのように思えてならなかった。それもつい先ほどまでは。
名残惜しいが、一度彼女の身体から手を離す。
ベッド脇のテーブルから手錠の鍵をとった。彼女の左手を解放する。
「ねぇ、はやてちゃん」
そのまま数秒が経つ。
「ごめんね・・・ごめん・・・なさい・・・」
はじめからやってはいけないことだったのだ。
後悔しないつもりが、後悔を逆に煽ってしまうほどに。
それを犯してしまったのだから、もうそれは謝り倒すしかない。
「ええよ?」
「ふぇ・・・?」
そしてそれはあまりにも単純な答えだった。理解が遅れ、そのまま彼女からゆるりと抱きしめられたことにも気づかなかった。
「許したる・・・そのかわり・・・」
どこにそんな力があったのか、彼女が体を反転させ、私をシーツに押し倒す。
「私を・・・信用してなかった・・・ちゅうことは・・・これはもう・・・」
彼女はにやりと笑った。
「お仕置きものやな?」
彼女のからかうような笑顔を見たくなくて目をつぶるも、彼女から鎖骨を強く吸われる。
「あぁっ・・・」
あまりに突然の快感に声がもれた上に、再び目をあけて見つめてしまった。
「これで・・・おそろいや・・・」
そう言って、彼女はそのまま私の隣のシーツに転がるようにして倒れた。
やはり先ほどまでの疲れがあったのだろう。最後の力を振り絞ってつけられた、その痕を私は右手で触れる。
「ありがとう・・・はやてちゃん・・・」
彼女は力なく私の胸に手を伸ばした。いつものように揉まれるのではなかった。
まるで心臓を傷つけるのを恐れるかのように優しく手を置き、しかし私の鼓動を感じたいようでもあった。
「なぁ、なのはちゃん・・・うちは・・・だれのもの?」
彼女の声はゆったりと耳に響いた。柔らかい声。私の大好きな、彼女の声。
それは、何もかも私の不安を分かっていたらしい彼女だからこそ立てることのできる問いだった。
「なのはの・・・もの・・・がいい・・・、ううん・・・もう・・・なのはのものだよ・・・」
私は呟くようにそう言った。聞きようによっては縋るように聞こえたかもしれない。
彼女はゆっくりと私の頭に手を伸ばし、撫でてくれた。
まるで小さな子どもにそうするように。
「正解や・・・」
私の心を苛んでいた何もかもは、もう完全に消えていた。
今この時ほど「止まってほしい」と思った瞬間はないだろう。
私たちを包む空気すべてが愛おしい。
私もまた、小さな子どもがそうするように、はやてちゃんに抱きついて・・・そして・・・
【END】
はやてさんは誰よりも包容力があると思う。
どんとこいみたいな。