なのはさんがレヴィへ鞍替えフラグよし、これでいこう♪※追記より駄文がはじまりまーすw
ある晴れた日曜日、レヴィはいつものように公園にやってきました。
「今日も公園であっそぶぞー♪」
しかし、日曜日は家族で出かけている家も多く、いつもの子供たちはいません。
「これじゃだれともあそべないよ・・・シュテるん・・・」
レヴィは寂しくなって思わず、頼りになる理のマテリアルの名前を口ずさんでいました。
するとどうでしょう。
公園の入り口から見たことがある二人組がやって来るではありませんか。
「フェイトちゃんはいっつもそうっっ!!
なのはのことなんてどうでもいいんでしょっっ!!」
「ち、ちがうよなのは・・・
ただ、今回の任務は・・・その・・・」
「ん?オリジナルと・・・ナノハ?けんかしてるのかなぁ・・・
おーいっっ!!オリジナルー!!ナノハぁー!!」
とにかく遊び相手が来たことに喜んだレヴィは、二人に声をかけました。
「レヴィ!!こんなところでどうしたの?」
金髪の少女、フェイトがまず反応します。
「公園で遊んでたの?」
ツインテールの少女、なのはもそれに続いて声をかけてきました。
「むぅ・・・ち、ちがうぞ。これはその・・・しんりゃく・・・
そう、しんりゃくだ!!」
何となくひとりぼっちでいたことを正当化したくて、レヴィはそんなことを言ってみます。
「それはつまり・・・あそんでたってこと・・・?」
しかしフェイトには、全く意図が読めなかったようです。
「ふんっ・・・!!オリジナルなんて嫌いだ!!だいっきらいだ!!」
レヴィはフェイトに向かって叫ぶと、あっかんべえをして鬱憤をはらしました。
「ふふ、レヴィは一人だったのによく頑張って侵略をすすめたね。えらいえらい」
それに比べてなのははきちんと意味を介しているようで、レヴィは大変満足でした。
加えてなのはは、レヴィの頭を撫でてくれます。
「えへへ。そうだろー。もっとなでていいぞ!!」
「うん。えらいえらい。ごほうびにぎゅーっってしてあげるね?」
「ほんとっっ!!??あ、えと・・・ぎゅーっってしていいぞ!!」
なのははさらにレヴィに近づいて、背中に手を回すとぎゅっと抱きしめました。
レヴィはなのはや、シュテルにしてもらう、「ぎゅうっ」が大好きです。
とても嬉しかったレヴィは、なのはがニヤリと唇の端を釣り上げていたことも、
フェイトが抱きしめてもらうレヴィを羨望の眼差しで見ていたことにも気がつきませんでした。
「なのは、私にも・・・ぎゅうっ・・・」
あまりにも小さかったせいで、フェイトのその声さえレヴィには届きませんでした。
「じゃあこれから三人で侵略ごっこをするぞ!!
リーダーはもちろん、とってもかっこいいこの僕っっ!!
あ、でも・・・リーダーは王様みたいに自分の分のキャンディーをみんなにあげなきゃいけないのかな・・・」
さあ、楽しい侵略ごっこが始まります。
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「な、なのは・・・」
「うるさいなぁ、フェイトちゃん。私の陣地に入ってこないで」
「えと・・・
もう十年も前の『侵略ごっこ』の続きはもういいよ・・・。
というか・・・なのはが決めた陣地通りに私がベッドを使うと・・・私絶対床に落ちちゃうよね・・・?」
「どうせフェイトちゃんは・・・なのはのことなんか・・・どうでもいいんでしょっ!!
いっつもヴィヴィオに先にただいまって言ってるしねっ!!」
「だから同時にふたりに言ってるんだよ!!??ていうか今回の原因それですか・・・」
「とにかくっ!!このラインからこっちに入ってこないでっっ。
私は今からレヴィにお話きいてもらうんだから」
「ご、ごめん・・・ってレヴィの連絡先わかるの!!??」
「レヴィはフェイトちゃんよりもずっとずぅぅぅっと優しく育ってるよ。
身長だって伸びて、きっともうフェイトちゃんを追い越しちゃうしね。
じゃあね、フェイトちゃん。私レヴィのお嫁さんになるから」
「なの・・・はぁ・・・」※トラウマ再燃
『あ、レヴィ?ナノハだけど。
今なら、キャンディーも、ぎゅうっ、も、ちゅうっ、も、あげるよ♪』
「(ちゅうっって!!!??)なのはぁぁぁぁぁぁっっっ。
なのはの言うとおりにするからっっ。
ただいまも先になのはに言うから!!
レヴィよりもフェイトをおねがいしまぁぁぁすっっ!!」
「ははは・・・なぁんてね。
レヴィと連絡とれたらみんなに言ってるよー。
あ、あと明日からはただいまはキス制にするから。おやすみー」
あれ、今さらっと・・・