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ホワイトデイだぜ(フェイなの)

フェイなのです。

今日はホワイトデイなのでのっかりましたが、正直なんとも面白くありません。

途中で眠くなるかもしれないですw

なら上げんなや、と思われるかもしれませんが…練習練習で上げてみますw


おそらく全年齢。なのはさんエスパー。ヴィヴィオが空気読めるいいこ。

フェイトさんはとにかく妻と娘が大好きwなお話し。



追記よりお願いしまーす





【お返しには…】

長期任務を終えてようやくの帰還。
最後の一週間は忙しさのあまり、なのはやヴィヴィオへの通信もできなかった。

「でもやっと帰れるんだ…なのはとヴィヴィオに会えるんだ…っ」

本局での報告もできぱきと終わらせ、帰宅が可能になったのは午後五時。
これぞ本当の公務員。
久しぶりに会ったはやてが私にまとわりついてきたが、振り払う。

「フェイトちゃん、そんなにいそいでどこにいくーん?」
「はやて、今すぐ離れないと、その小さい体に電気通して、もう身長のびないようにするよ?」

よし、やっと離れた。

「小さくなんかあらへん!!むぅ…フェイトちゃんだって…ヘタレのくせに…っ」

そして聞きづてならない捨て台詞を吐きながら逃げていく。

「おっと、こんなことはしていられない。一刻も早く家に帰らなきゃ」
駐車場まで走って飛び込み、さっさと本局を後にする。

「お土産は…うん、ある…」

後部座席にはウサギの絵が描かれた缶が二種類。その中にはクッキーが詰められている。
局の売店の中にあったもので、このウサギを見て思わず飛びついてしまったのだ。
どちらもかわいかったので、結局悩んで二つとも買った。
管理局にこのようなお菓子がならぶとは珍しい。

………お土産もあるし、これで出張で長く家を空けた我が家に戻るのも怖くないね

「…ん?今日は何かの記念日なのかな…」

長期任務のせいで時間の感覚がおかしくなっている。家に帰ってカレンダーで確認しよう、と大して考えもせずに車をすすめる。



「ただいまー…」
そろりと扉をあけると、何やらとびついてきたのは、ヴィヴィオだった。

「あ、ヴィヴィオずるいっ…」
なのはがその上から抱きしめる。

「ママ…苦しい…」
「ヴィヴィオが私より先にフェイトちゃんに抱きついたりするから…」

何やら、嬉しい会話に私も胸をなでおろす。

「フェイトママ、鞄かして?」
「ん…ありがとう、ヴィヴィオ」
一か月みない間にまた大人びた気がする。私のカバンをもったヴィヴィオは私の部屋へと運んでくれた。

リビングに入ると、夕食の準備をしているところだったらしく、隣のキッチンからのおいしそうな香りが届いていた。
「車の音が聞こえたからキッチンからいそいで行ってね…一番乗り!!と思ってたらヴィヴィオも自分の部屋から真っ先におりてきてて…」
なのはは苦笑している。
私は娘と妻にこんなにも愛されている。

………家っていいなぁ

「じゃぁ、ごはんもう少しでできるから…」

と言ってなのははキッチンへ戻っていく。
入れ替わりにヴィヴィオが入ってくる。

「フェイトママ、玄関にこれがあったけど…」

差し出したのは、あのクッキーの缶詰。

「あぁ…忘れてた。お土産、それ管理局においてあったから思わず買っちゃって…
今食べちゃうとおなか一杯になるかもしれなから、夜ご飯のあとにあけていいよ?」
「やったぁ!!」

そしてご飯まではヴィヴィオとテレビを見て過ごした。
私はただ幸せに酔っていただけなので、あまり内容は覚えていない。

「さぁ、できたよ?」

なのはがエプロンを外しながらこちらへ呼びに来た。
私はテーブルのほうへ立ち上がる。自然と壁際にかかるカレンダーが目に入った。

「あれ…3月14日…って」
「ん…??あ、長期任務で時差があったんだね。今日だよ?」

なのははテーブルにハンバーグを並べながら、くすりと笑う。

………えっと…何か忘れてるような…

「…っ!!」
「フェイトママどうしたのビクリってなって…」
「今日ってホワイトデイ!!??」

なのはとヴィヴィオはぽかんとして、顔を見合わせると、二人で声をそろえて笑い始めた。

「あははははっ」「ふふふ、ははははは」

そうだ、管理局におしゃれなクッキーなんておいてあるはずがない。
帰り道で見た、賑わっていた街中の風景も、今日がホワイトデイだからだったんだ。

「ごめん…忘れてた…私、何も用意できなくて…」

するとなのはがおしぼりで手を拭うとこちらへ来た。

「大丈夫、もうもらったから」
「え…??」
「フェイトちゃん、頑張って早く帰ってきてくれた…」

なのはは背中から私を抱きしめる。

「はやてちゃんが胸を揉もうとするのも綺麗にかわしてくれて…」
「っ…!!見てたの!!??」

なのはは私の体を回転させたので、今度は私と向き合う形となる。

「だから、ね。フェイトちゃんが早く帰ってきてくれることが、一番のお返しだよ?」

………神様、私、世界で一番幸せです…

「ゴホンゴホンっ」
かわいい咳払いの音。ヴィヴィオがなのはの服の裾をひく。

「あのね、ママ。フェイトママ、クッキー買ってきてたよ?」
「え…?」
「あ…」

そういえばウサギのクッキーを二種類買ったんだっけ…

「ふふっ、じゃあハンバーグのあとでいただこうか。ありがとう、フェイトちゃん」

なのはの少し赤らめた顔が愛おしい。
ヴィヴィオの可愛らしい笑い声に安心する。

私の家。私が帰る家。すべての私の幸せは、いつもここから始まって、また巡るようにしてここへ戻ってくる。

「いいえ。でもまずは、なのはのおいしいハンバーグをいただきたいな」

【END】



はやて:「ヴィータ、リイン、ちょおええか?」

ヴィータ:「はやて?」 リイン:「はいですー」

はやて:「私はちいさいんかなぁ…?」

ヴィータ、リイン:「「へ…??」」

はやて:「もう大きくならへんかな…」

ヴィータ:「はやては大きいぞ…??」

リイン:「はやてちゃんは大きいですー」

はやて:「そやな、安心したわ」


八神家で三番目に大きくて、三番目に小さい主。

※だたしザッフィーはのぞくw

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プロフィール

プチモルト

Author:プチモルト
お越しいただきありがとうございます♪

下手なのですが。
百合ん百合んなSSをかいちまおう
と腹を決めました!!


リリカルなんとかの教導官重視。
なのはさんが絡めばどのカプも歓迎♪

好きすぎていろいろなことを
させてしまうのはご愛嬌!!

最近は他の百合カプにもわき見運転中w

百合(女性どうしのアレコレ)とかとにかく苦手なかた、
イチハチ(性的・暴力的)表現アウトなかたは、
ブラウザバック!!
まだ間に合いますヽ( ゚□゚)ヾ

あと、読む前に必ず
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を読んでください。

すべて許容いただけるかたのみ、
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